遺言を残している人の割合って、ご存じでしょうか??
約3~4%らしいです。とても少ないと思いませんか??
遺言がないと、相続人全員が集まって「遺産分割協議」を行わないといけません。(署名・捺印が必要なのです)
遠方の親戚、会ったことのない前妻との子供、不仲な兄弟・・・こんな関係の方たちと
お金の話し合いをすることになったと想像すると、簡単にまとまるとは思えませんよね。
残されたご家族が苦労することなく遺産分割ができるように、出来る限り対策をしておくことをお勧めします。
「うちはお金持ちじゃないから関係ないかな」と思っている平均的な所得のご家庭の方が
実際に相続が開始された時に揉めてしまうことが多いのです。
では、特に遺言を残しておいた方がいいパターンをいくつかご紹介します。
・再婚し、前妻との間に子供がいる
・遺産の種類が多く、遺産分割が複雑である
・子供のいない夫婦
・子供たちの仲が悪かったり、疎遠になり連絡が取りにくく、話し合いが難しい状態である
・子供たちの中に、特別に援助したい子供がいる(独身の子供、持病がある子供)
・推定相続人以外の人に遺産を渡したい(介護をしてくれた長男の嫁、一緒に暮らしている内縁の妻)
・・・・など
遺言を残しておくと、基本的にはその通りの内容で遺産分割がされます。
(相続人・受遺者 全員の同意があれば、違う内容で分割することもできます)
遺言を残しておくことにより遺産分割協議をしなくても良くなる場合が多く、
残された家族が【争族】にならなくて済むように準備をしておくことも、家族の平和の為には必要かもしれません。
遺言書作成のサポートはぜひ行政書士へご依頼ください。
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